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Doozyという旅...

Tシャツ

収穫を待つオーガニックコットン
  • Doozyの旅路はインドのヒマーチャル・プラデーシュ州から始まる。世界で最も上質なコットンのひとつとして グローバルに知られる、GOTS認証のオーガニックコットンが収穫され紡がれる場所だ。紡がれた糸は織布のため、はるばる日本西部にある和歌山県まで旅を進める。

  • 私たちが使うのはオーダーメイドの60/2 コットン。伝統のシャトル織機で織られる。この製作スタイルは、現在標準的に使われている方法と比べてはるかに時間がかかるが、コットンにかかるストレスはずっと少ない。それでいて耐久性は大幅に上がり、素晴らしい肌触りの最高に贅沢な生地に仕上がる。
  • Doozyの生地はその後、3週間もの時間をかけた繊細な漂白加工のため群馬県へと向う。生地が一切のダメージを受けることの無いよう、この工程で時間を惜しまないことには大きな意味がある。

  • 漂白された生地は手作業でカスタムパターンに裁断、そしてタグの取り付けを含めた縫製へと進む。このプレーンな状態のDoozyは早くあなたの手元に届くことを祈りながら、ここで更なる検査を受ける。パスしたら、次は日本橋でプリンティングだ。
織機のチェック。和歌山県
…最後の仕上げ
  • 最新の水性プリント技術を味わったあと、完成したシャツは、すべてにおいて一点の曇りもなく完璧であるようダブルチェックされる。それが済んで初めて、やわらかな薄葉紙で包まれ、ナンバリングされ、パッケージングされ、あなたの元へと届けられる準備が完了する。

  • 製作の各段階で厳しい検査をクリアしてきたDoozyがあなたの手元に届く時、私たちはあなたにもう一度、更なるチェックをお願いしたい。我がプロダクションチームの最終関門となることで、あなたがDoozyをいっそう楽しく、愛着をもって着てくれますように。


生インディゴスウェットシャツ 'Dharma Blue'

  • ピーナッツバター&ジェリーサンドイッチに並ぶほど純アメリカンなこのスウェット。本物を追うなら、テキサス生まれ、USDA認証のこのプレミアムオーガニックコットンから始めてみては?

  • オーガニックコットンは大阪で糸に紡がれた後、Doozy Tシャツ同様、今度は和歌山県で生地へと織られていく。スウェットシャツにはさらにここでブラッシング加工も行われる。
トラックへ荷積み完了-アメリカ、テキサス州から旅のスタート
和歌山県、紡織工場
  • 9週間後、9時間に渡るドライブを経て生地は千葉県いすみ市へと辿り着く。そこは房総半島の東岸。サンフランシスコにあるCity Lights Bookstoreとの間には太平洋の美しい青だけが広がる。

  • ここで生地は手作業でカスタムパターンに裁断される。最終的な完成形よりも幅広く、丈は短く。染色の際の伸縮を計算したサイズだ。そして全体を2本針ストラドルスティッチで縫製。
  • 縫製まで完了したスウェットシャツは再び西へ。日本におけるインディゴ染めの聖地、岡山県。筋金入りの匠の技が繰り広げられる場所。

  • 製品ひとつひとつが手作業で染められすすがれる。Doozyの’鉄紺’に染まるまで、このプロセスは繰り返し繰り返し行われる。そしてソーピングから色止め作業へと移り、乾燥の後は関門であるクオリティチェック、色確認へと続く。
ひじまで染料に浸かって-岡山県で手作業のインディゴ染め
ていねいに箱詰め
  • デザイナー、チャールズ・イームズが言ったように、「ディテールとはちょっとした添え物ではなく、デザインの大きな部分を占める物」である。タグの取り付け、最後の仕上げ、検品を終えたDoozyスウェットの旅はついにナンバリングへと進む。そして箱詰めの前に「スウェットシャツの洗い方」を記したスウィングタグを付けるのは1940年代に使用されていたブラスメッキのステンレス製安全ピン。ヴィンテージもののリズドンセーフティピンが旅の最後を飾る。

  • ここから先は、またあなたの手元からDoozyの新しい旅を始めてほしい・・・素敵な旅路を!


ループウィールスウェットシャツ 'Crewhand Classic' & 'Crewhand Kids'

  • タンザニアのアルーシャ産コットンを使った裏糸、インドのプラデーシュ産コットンを使った中糸とメランジ表糸、この3種の糸のコンビネーションが 'Crewhand' の生地をつくる。Doozy Inc.で使用するワールドクラスのオーガニックスレッドはスイス紡績のノンワックスZツイスト撚糸。吊り編みに最適な、均一性の高い極めて上質な糸だ。

  • 吊り編み機を使った生地作りが行われるのは和歌山県。Doozyの商品製作はこのループウィールにおける専門知識と技術の世界的な中心地にしっかりと根ざす。1反22mの吊り裏毛生地を編むには丸2日かかる。これはスウェットシャツたった15枚分ほどの量。
工場内部(和歌山県)
Doozyのループウィールニット - クロースアップ
  • ひとつひとつ手作業でセットされた1000本を超えるヒゲ針。生地をそれぞれの編み機に固定したまま編み上げるため、まるで手編みのようなふんわりとしたやわらかさを保つ。リラックスした生地には自身の重み以外のストレスは全くかからず、空気を編み込みながらゆっくりと編み溜まっていく。この吊り編み機独特のスタイルがオーガニックコットンの素晴らしい風合いをよりいっそう引き出す。

  • 吊り編み機の部品はもう既に製作が中止されている物も多く、そんな機械の操作、調整、メンテナンスのノウハウを持っているのも熟練した職人たちだけ。生地ができ上がっていく過程にはこうした職人たちによるコンスタントな注意や気配りが不可欠となる。この完全なアナログさが、現代では並ぶ物の無い非常に上質な仕上がりのファブリックをうむ。
  • 各パーツが原反から型紙を使ってハンドカットされ縫製されるのは群馬県。縫製が終われば、スティッチングや生地の再チェック、染められたオーガニックスレッドでラベルの縫い付けが行われ、アイロンがけで仕上げ。ナンバリングと最終確認、包装は東京で。そしてとうとう発送の準備が完了。

  • 昔ながらのテーラリングやヴィンテージスタイルを生き返らせ、そしてオーガニックコットン100%のすばらしい特質と吊り編み機とを融合させる。量ではなく、質と精密さにコミットするDoozyの心が ‘Crewhand’ を世界で一番完璧なスウェットシャツにしている。
'Crewhand' パッケージング - もちろんリサイクル紙で


  • GOTS/USDA認証の無農薬、フェアトレードのオーガニックコットンで、地球に優しくあると同時に、すべての労働者に対する安全な労働環境、公正な報酬の保証を確実にする。
  • 織布、漂白、染色、縫製、プリンティング、タグの取り付け、パッケージング。そのすべてを日本で行うことで、国内の職人達と共に「ものづくり」に励み、新しいアプローチを受け入れながらも古くから続く技術を守る。
  • シャトル織りのコットン(Tシャツには60/2コットン-通常高級な肌着のみに使用される織布、スウェットシャツには326g/m2の裏地起毛コットン)や785g/mのループウィールフレンチテリーで、驚くほどやわらかく、見事なまでに心地よい肌触りの生地に仕上げる。
  • 手作業で生地をカスタムパターンに裁断、そして縫製にも細部に渡って細心の注意を払うことで、より耐久性のある長期間型くずれしにくいシャツにする。
  • カスタムサイジングされたスリムなフォルム。広めの衿ぐり、ヴィンテージスタイル、そしてテーパードボディが作り出すフィット感抜群のTシャツとスウェット。さらにデザインも奥深く魅力的!
  • 最小限に抑えられたパッケージングとラベリングには、すべてリサイクル素材を使用。無駄は限りなく0に近い。
  • 販売数を限定してリリースすることで、細部への入念な配慮とオリジナリティを確保。

GOTS認証と、テキスタイル産業におけるポジティブな改革への私たちの取り組みについてもっと知りたい方はwww.global-standard.orgへ。